『天翔る龍の閃き』の制作過程

今回はじめての試みで、5メートルもの大作でありメインの作品『天翔る龍の閃き』の制作過程をブログに掲載することにしました。『天翔る龍の閃き』は異次元・天国・地獄・神話というテーマで制作しています。4つのメインのテーマの関係が対立しすぎないよう、一元化されすぎないよう、洗練されたデタラメ感・デジャブ感を目指しました。


段階1
分割して制作していた三枚を一枚ずつ撮影してフォトショップでつなげてプリントアウト、途中経過を見る。全体像の写真にドローイングなどをして絵全体のイメージを広げていく。最初の仕事は絵の舞台装置を作る感じ。画面全体を支配する異次元空間みたいな模様は今回の作品の骨格で、薄く描いてある千手観音菩薩は今回の作品の中でメインの図像。


段階2
様々なイメージを投入、投入しては消しの繰り返し。龍の体のうねり方や色を変えたり、千手観音菩薩に武器を装備させたり、文字を入れたり、位置をずらしたり、強い色を空白部分に入れたり、全体のバランスも考慮して制作。
絵を見て出てきた言葉を簡潔にメモ。特に言葉の選定の基準はなし。まだ絵に全然物足りなさを感じてたけど、どうすればいいのか分からず追い込まれて整理しにかかったんだと思います。赤いうねうねした線は多分構図とか視線誘導とかを考え直してたんじゃないかな。


段階3
3の段階に来るまでたくさんドローイングしてみたり、情報収集したりしてたけど、悩んだあげくただひたすら直感を信じて描き込むことを決心。


しかし、なんか納得出来ず、またグズグズしはじめる。設計し直そうとして足掻くも解決策は特に出せず.....下のメモ書き....赤の手を入れるとかそういう問題じゃないだろ.....
この段階に来ると飾り付け作業が多くなってきてる感じ、そんなばっかでいいのか!もっと重要なことをしなきゃいけないんじゃないのか!とかいろいろ悩んでます。

(パソコンでいろいろ描き加えてる)



後一歩足らないんじゃないかと悩み、またドローイングしたり、絵を何時間も見続けブルーになったりしながらも何とか描き終え完成!と思っても、不安は残り、その後も絵を見続けたり、ちょこっと描き加えたり.....
展示した時に完成という事で!

完成