兵士


ぼくの絵の中には兵士がよく出て来る。それは人類が持つ暴力の象徴かもしれない。負のイメージではなく荒ぶる世界を突き進むヒトの逞しさと輝きを表しているのかもしれない。子供のとき友達とモデルガンでサバイバルゲームで遊んでいた友と自分の姿を投影しているだけなのかもしれない。かもしれない、かもしれない.....

なぜかもしれないばかりなのか.....はっきり言えと言われるかもしれない。あ、またかもしれないって.....

だって数年前絵を描いていたらなんの前触れも無く突然彼らが出てきたんだから。なんで兵士?と思った。そっからいろいろ考えた。そしたらやっぱりかもしれない、かもしれないと考えるばかり。そもそもヘルメットと緑の服を着せたからといって兵士と断定していいのか?というか彼らは本当に兵士なのか?兵士かもしれない。そんな感じでいい。それでいい。

ただ彼らがぼくの創り上げた不安定で不条理な世界(ステージ)を屈強な軍人魂でもって前進しようとする『勇』の象徴としてぼくは彼らをためしているのかもしれない。